活動報告

【文化】第2回PTA文化講座「クリスマスのテーブルリース作成」

2020/01/10

 第二回文化講座では、クリスマスのテーブルリースを作成しました。
 当日の受付の際、会場に一歩足を踏み入れた受講者の皆さんが口々に「この部屋、なんかいい匂い~」とおっしゃったのが印象的でした。香りの正体は、薩摩杉(サツマスギ)、ブルーアイスとユーカリです。スギやヒノキなどの針葉樹からはフィトンチッドという物質が放出され、空気を清浄化したり、気持ちを静め、癒しや安らぎを与える効果があるそうです。また、ユーカリにも殺菌効果やリフレッシュ効果があると言われています。そんなさわやかな香りに包まれた会場でリース作りが始まりました。
 今回は特別に講師をお招きするのではなく、某ホテルのフラワーショップにお勤めだという文化委員の方にレクチャーをお願いしました。リースのデザインから、材料のセレクト・発注・下準備、当日の運搬までも一手に引受けてくださり、ディスプレイの見本もセンス良く仕上げてくださいました。
 簡単な説明の後は、いよいよ作業開始です。円形のオアシスに短く切った枝を挿していきます。受講者の皆さんは最初のうちこそ戸惑っていらっしゃったものの、すぐに花材の扱いにも慣れ、薩摩杉、ブルーアイス、ユーカリ、スターチス、山帰来の実…と次々に手にされていきました。いつしか会場も静かな熱気に満ち、仕上げ段階に入ると皆さん立ち上がって、上から見たり、横から見たり…。バランスを考えながら真剣な面持ちで調整を重ねられていました。
 皆さんが一心に製作に集中してくださったおかげでほとんどの作品が予定より早く完成しました。同じ材料、同じ手順のはずなのに出来上がった作品は千差万別。どれも素敵に仕上がり、あちこちのテーブルで笑顔の花も見られました。
 最後は、お決まりの撮影タイム。きっと、「映える」写真が撮れたのではないでしょうか?このテーブルリースが皆さんのクリスマスに、さらなる彩りを添えてくれることを願って第二回文化講座をお開きとさせて頂きました。

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